海外で実際に起きているサブスクビジネスのトラブル事例

今や、ネットが発達し世界中にネットを介して関わることが出来るようになっています。

と同時に、国内で人気のサービスも元々は海外で主流のサービスだったりもします。

特にサブスクリプションビジネスは、今や世界中で参入する企業が後を立たないくらい話題のビジネスになります。

しかし、参入企業が多いということはその分、お客様とのトラブルも増えるのが一般的です。

そこで今回は、国内ではなく海外で実際に起きてしまったサブスクビジネスのトラブルをご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Subscription Trapとは

この「Subscription Trap」は国内でも問題になっているトラブルの一つです。

典型例でいえば、SNSやネットなどで流れてくる広告などで、無料もしくはお得な価格でお試し期間を設けて、上手く消費者を誘導し、契約内容や契約をしたことそのものが分からない状態で消費者に契約の締結をさせてしまうといったトラブルです。

国内でも、広告の誤認表記や紛らわしい表現などで被害が出ているケースもあり深刻な問題になっていると思います。

特に海外では、契約時にきちんとした同意を得ずに、クレジットカードやデビットカードに自動更新の請求を行うケースが横行しているようです。

そして、このような理不尽な契約をしてしまったにも関わらず、解約するのは非常に困難で、解約画面や手続きすら存在しないサブスクリプションサービスも存在していると言われています。

特にトラブルの多いジャンル

「Subscription Trap」で特に被害の多い商品が、無料サンプルやお試し期間を設けやすい「美容製品」・「ダイエット食品」となっています。

欧州や米国などでは、美容製品やダイエット食品・健康サプリメントなどは非常に需要があるため、サブスクリプションサービスを利用している方もたくさんいるため、その分「Subscription Trap」に引っかかってしまう方も多いと推測できます。

特に、アメリカ・スウェーデン・フィンランド・オランダ・ベルギー・オーストリア・ノルウェーなどでトラブルが多発しているという調査結果が報告されています。

サブスクリプションサービスはネット上で完結してしまうケースが多いため、きちんと契約内容やいざ解約をしたい際の解約条件などを細かく把握しておかなければ、後々後悔してしまうと思います。

しかし、サブスクリプションサービスに関わらず契約を結ぶ際は、細かい規約などが小さい文字などで書かれているケースが多く、読むのが億劫になって省略してしまっているユーザーも少なくないと思います。

しかし、しっかりと契約内容を読んでいないといざとなった時に困るのは自分自身です。

というのも、しっかり読んでいなかったにも関わらず、契約には同意をしてしまっているので、言い逃れが出来ないからです。

そういった盲点を突いてくる意地悪な業者も少なくないので、しっかりと自分を守るためにも、面倒でも利用規約などは契約を締結する前にしっかりと読み込んでおくことをおすすめします。

まとめ

今回は、海外で実際に起きているサブスクビジネスのトラブル事例について「Subscription Trap」をご紹介してきました。

Subscription Trapは、特に欧州で横行しており「美容製品」・「健康食品」・「ダイエット食品」などを購入したお客様が狙われるケースが多いです。

手口としては、お試し期間や無料サンプルなどを配布して、消費者を上手く誘導しながら自動更新などを行う契約内容に同意をさせてしまうという手口です。

そして、契約内容やサービスの詳細など詳しい説明もせずに契約を結ばせるケースが横行してしまっています。

しかし、外国だけではなく国内でも似たようなトラブルは発生していますし、広告の表現などはニュースなどでも取り上げられるくらい問題になっています。

ですので、決して遠い国で起こっているトラブルではなく、国内でも被害に合う可能性はあると思っておいた方が良いと思います。

特に、海外と簡単に繋がることが出来る現代は、外国のよくわからないサービスを利用してしまうケースもあるかもしれないので、しっかりと契約内容や利用規約を読み込むことをおすすめします。

特に、サブスクリプションサービスは途中解約が難しい・わかりにくいと言った声をよく聞くので、契約する時点で解約する際の注意点や解約方法なども一緒に把握しておいた方が良いと思います。

このように事前にしっかりと利用規約や注意点を読み込んでおくだけでも、上記の「Subscription Trap」のようなトラブルを回避することにも繋がるので、サブスクリプションサービスを活用する際は、面倒でもしっかりと利用規約や注意点などを読むようにした方が良いでしょう。