従来まで商品やサービスは、「購入すること」に料金を支払う買い取り式が主流であったのですが、今サブスクリプションとして商品やサービスを「利用すること」に一定額の料金を支払うビジネスモデルが需要を集めています。
サブスクリプションでは月単位、もしくは年単位というように、期間契約をすることが一般的であり、従来までの買い取り式よりもイニシャルコストが低いことが特徴でしょう。
利用者にとってはそのぶん商品を手軽に使い始めることができますので、年々需要が高まってきているのでしょう。
サブスクリプションビジネスを上手く進めるためには、「集客」が重要なキーワードになってくるのですが、事業者のみなさまはどのような集客を行っているのでしょうか。
さまざまな集客方法がある中で、特にサブスクリプション集客としておすすめしたいのが「Facebook」です。
「今の時代、Facebookの集客効果はあるの?」と思われる方も多いかと思いますし、「Facebookアカウントを作成したものの、今は使用していない」「最近はLINEなどのSNSのほうが流行っているのではないか」「Twitterのほうが手軽で情報が広まりやすい」と思っている方も多いでしょう。
ですが、Facebookは数多くあるSNSの中でも「知られざる広告効果を発揮するSNS」と言われていることをご存知でしょうか。
そこで今回は、サブスクリプション集客のためのFacebook運用方法をお教えしたいと思います。
サブスクリプションビジネスにおける集客にお悩みを持たれている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
サブスクリプションビジネスにFacebookを活用することで、企業の情報をFacebookユーザーに発信することができますよね。
企業の情報を発信することができる場があるということは、企業にとって大きなメリットでしょう。
良い情報を多く伝えることができれば、Webサイトや店舗への来訪動機になったり、企業のファンになってもらうことができるでしょう。
トレンドに合わせて情報発信を行い、広告を活用したりと、使い方次第では集客の可能性は無限に広がるのです。
そして、無料で運用することができるということもメリットの一つですね。
アカウント開設はもちろん、投稿数や情報内容にかかわらず、ずっと無料で利用し続けることができますので、広告の入り口としてはかなりハードルが低いのです。
また良い情報はユーザーに拡散してもらいやすいことも、メリットです。
良い情報は「いいね」ボタンひとつでユーザーに広めてもらうことができるので、拡散する手間がいりません。
このように、Facebookには集客に関して多くのメリットがあるのです。
Webで検索された際、Facebookは上位に表示される傾向にあるので、プロフィールの情報は常に最新のものに更新しておきましょう。
もし店舗を運営している場合であれば特に、住所や電話番号、定休日などに変更があった場合、Facebookを更新していなければクレームになってしまうことがあります。
お客様に不信感を与えてしまわないよう、常に最新の情報に更新しておきましょう。
セールばかりの告知や、宣伝が多い投稿のアカウントは、ユーザーに敬遠されやすいので注意が必要です。
宣伝ばかりの投稿では、ユーザーとの距離を縮めることができませんので、あからさまな宣伝目的の投稿は止めておきましょう。
Facebookで投稿すべきことは、「ブランドや企業の創業エピソード」「ブランドや企業のコンセプト」「ユーザーとのエピソード」「その業界のためになるマメ知識」などを投稿することで、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。
他のSNSと比較したFacebookの特徴は、文字を多く投稿することができるという点ですので、基本的には文章で訴求することが重要です。
SNSはいかにユーザーの記憶に残るかが重要ですので、積極的な更新が望ましいのですが、Facebookに関しては投稿のし過ぎは逆効果になってしまいます。
Facebookは日記型に近いSNSでありますので、1日に何度も投稿するとユーザーに煩わしさを感じさせてしまうのです。
Facebookは週5回以上の投稿は、それ以降頻度が上がるとユーザーからの反応が減少してしまう傾向がありますので、投稿数は「1日2回未満」を意識してください。
以上、サブスクリプション集客のためのFacebook運用方法についてお話させていただきました。
サブスクリプションビジネスを中長期的に考えた場合、1年後、3年後、5年後が非常に重要になってきますよね。
だからこそ、最も重要なことは企業のファンを育成することであり、そのためにはFacebookはかなり強力な集客ツールになるのです。
サブスクリプションビジネスにおいてまだFacebookを活用していない、という方は、ぜひこの機会にFacebookの導入を初めてみてくださいね。