新たに生まれたユニークなサブスクリプションサービス

ここ数年で非常に注目を集めたビジネスモデルと言えば、「サブスクリプションサービス」が挙げられるでしょう。

商品販売形式と、商品購入形式に変化が起きており、消費者がモノを買い取るのではなく、利用期間に応じた料金を支払い、利用する権利を購入する、ということが主流になりつつあるのです。

音楽配信サービスや動画配信サービスといったデジタルサービスなどから、消費者はサブスクリプションサービスに利便性とお得感を感じるようになり、サブスクリプションへの需要が年々高まって来ているのです。

このような背景のもと、今ではデジタルサービスではなく、非デジタルサービスまでもサブスクリプション業界に参入し、次々に成功を納めているのです。

そして今では、「そんなものまでサブスクリプション?」というようなユニークなサブスクリプションサービスまでもが存在し始めているのです。

商品販売ビジネスを行っている方であれば、注目したいポイントであることでしょう。

そこで今回は、新たに生まれたユニークなサブスクリプションサービスをご紹介したいと思います。

今後サブスクリプション業界への参入を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

ユニークなサブスクリプションサービス

居酒屋・バー・クラブ

飲食業界の実店舗においても、サブスクリプションビジネスは広がって来ています。

都市部ではお酒を扱う居酒屋やバー、クラブに関しても、サブスクリプションサービスを導入する店舗が多くなってきています。

もし行きつけの飲食店がサブスクリプション化し、毎月定額を支払うことで自由に通うことができるとなれば、顧客はお得だと感じますし、運営者側としてもサブスクリプションサービスとして利用してもらうことで、安定した売り上げを得ることができますよね。

非常食定期配達

非常食というものは、万が一の時に備えた食事であり、ここでよくあることが「賞味期限切れ」ということでしょう。

いざという時、非常食を確認してみると賞味期限切れであったり、いつ用意した者なのか分からない、という悩みを解消するものが、このサブスクリプションサービスです。

非常食としては、カレーやラーメン、幼児用非常食などが配達されます。

消費者にとっては、非常食を定期的に配達してもらうことで、頼りになりますし安心感があります。

医師相談

たとえば、自身の身体のことで医師に相談したいと思った場合、病院に行かなければいけませんよね。

なかなか病院に行く時間を取ることができなかったりすると、もっと手軽に医師に相談することができれば良いのに、と思いますよね。

そんな時に現れたのが、この医師相談サブスクリプションサービスなのです。

定額料金を支払い、このサブスクリプションサービスを利用することで、パソコンやスマートフォンからいつでもどこでも、お医者さんが相談に乗ってくれるのです。

料金価格も比較的リーズナブルであり、病院に行くほどでもない、些細な質問でも気軽に相談し、解答してもらうことができるので、今利用者が急増しているのです。

超進化型コインランドリー

ファッション業界でも、サブスクリプションサービスが浸透してきており、その余波からコインランドリーまでも、サブスクリプション化してきているのです。

定額料金を支払うことで、いつでも指定のコインランドリーを自由に利用することができ、洗濯物の洗濯と乾燥をすることができるのです。

また、洗濯から乾燥、さらに畳むというプランも人気があり、特にひとり暮らしの方や複数人での共同住まいの方に特に人気が高くなっているのです。

全てのサービスが成功するわけではない

さまざなサブスクリプションサービスをご紹介しましたが、覚えていただきたいことは、必ずしもすべてのサブスクリプションサービスが成功するわけではないというこです。

何もかもが上手くいくというわけではなく、サブスクリプションの大前提である「ONB(オンブ)」を明確にしているか、ということです。

また、サブスクリプションを契約して下さった顧客の顧客管理であるバックオフィス業務がしっかり出来ていなければ、利用者数や売り上げが伸びていったとしても、計画通りの利益が出ない、という可能性もあるのです。

サブスクリプションサービスを確実に成功させるための施策を、企業内でしっかり考案していかなければなりません。

まとめ

以上、新たに生まれたユニークなサブスクリプションサービスをご紹介させていただきました。

今定番のサブスクリプションとは少し違い、さまざまなサブスクリプションサービスが生まれてきていることをお分かりいただけたでしょうか。

そして、このようなサブスクリプションサービスだからこそ、どう成功させるか、という施策もしっかりと行わなければならないのです。

サブスクリプションサービスの案に悩まれている方は、これらの事例も参考にしてみてくださいね。