近年、D2Cビジネスモデルが大きな盛り上がりを見せていますね。
D2Cとは、製造者が仲介業者を介すことなく、直接顧客と取引をするビジネスモデルであり、2000年代後半より、このD2Cを導入する企業が多くなってきているのです。
D2Cを展開することで、従来のビジネスモデルよりも収益性が高く、販売方法の自由度が高いこと、そして顧客の詳細なデータを収集し蓄積することができるなど、非常に多くのメリットがありますので、今まさに導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
今、D2Cビジネスを運用していくにはさまざまな方法があるのですが、「LINEログイン」を導入していますか?
LINEは今、日本だけでも月間アクティブユーザーは8,000万人を超えており、SNSの中でも群を抜いて利用者が多くなっています。
日常的に多くのユーザーが利用しているとなると、このプラットフォームを利用しないわけにはいきません。
そこで今回は、D2Cビジネスに導入すべき「LINEログイン」について、詳しくお話させていただきたいと思います。
今後D2Cビジネスを効率よく運用したいとお考えの方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
LINEログインとは、EC Forceにユーザーのログインの情報を設定することで、LPやショップページに「LINEログイン」のボタンが表示されます。
もしユーザーがデスクトップのブラウザでWebサイトにアクセスをした際、LINEログインからLINEアカウント情報を入力するか、もしくはLINEアプリに掲載されているQRコードを読み込むことで、それ以降の商品購入時もLINEアカウントを用いたログインを行うことができるのです。
もしLINEのアプリがすでにインストールされている状態であれば、自動的にLINEアプリと連携されますのでより簡単に利用することができるようになっています。
ユーザー視点に立ってみると、多くの情報を入力する手間を省くことが出来る上、いつも利用しているLINEだからこそ安心して利用することが出来るのです。
LINEは、ソーシャルログインサービスの一つです。
従来までのログイン方法といえば、Webサイト毎にログインのためのIDやパスワードを設定しなければならず、もしそのIDやパスワードを忘れてしまえば、再度登録をし直す必要があったり、不正ログインを防ぐためにWebサイトそれぞれに異なるIDとパスワードを設定しなければなりませんでした。
ですが、Webサイトにソーシャルログインを導入することで、ユーザーは日頃利用しなれているSNSを用いて、そのアカウント情報を入力するだけで簡単にWebサイトにログインすることができます。
SNSにはさまざまな種類があるのですが、特にLINEに関してはECサイトと親和性が高く、さらに利用効果も高く、この仕組みは急激に広がってきているのです。
LINEは月間アクティブユーザー数が多いだけが魅力ではありません。
利用しているユーザー層は性別や年齢を超えた非常にバランスが良いユーザー分布であり、汎用的に利用することが魅力でしょう。
LINEログインを導入することで、ユーザーをLINE上の「友だち」に追加することができます。
友だちに追加されることができれば、EC Forceの顧客情報だけでなく、LINEでも一人一人のユーザーとのつながりを持つことができ、その後のマーケティングに活用することができますよね。
たとえばFacebookの場合、利用者が多くMessengerを利用して広告の表示をすることができるものの、企業とユーザーが個人間でメッセージの送受信をすることができませんので1to1として考えることは難しいでしょう。
そしてTwitterの場合、ユーザーが複数のアカウントを使い分けていることが多く、さらにTwitterの特徴としては情報発信に適したツールでありますので、1to1を目的としては相性が悪いでしょう。
ですが、LINEの場合、1to1に最適のツールであると考えられ、友だち機能を活用することで、企業がユーザーに対し、リッチなメッセージを送ることができるのです。
友だちから削除されない限り、たった一度しか購入しなかったユーザーとも継続して関係を維持することができるのです。
何よりも、日常的に利用するものであるからこそ、即時性が高いことも優位ですね。
以上、D2Cビジネスに導入すべき「LINEログイン」についてお話させていただきました。
LINEを活用することで、既存ユーザーにクロスセルを行ったり、一度離れてしまったユーザーを呼び戻すなどの施策を実施することができますので、使わない手はないでしょう。
ぜひD2Cビジネスに導入して、LINEを有効活用してくださいね。