今企業から多くの注目を集めているD2Cは、消費者に対して商品を直接販売するビジネスモデルです。
ブランドのWebサイト立ち上げから顧客に対する情報発信、広告、マーケティング、そして購入までのすべてをデジタルで完結させていることD2Cならではと言えるでしょう。
D2Cビジネスにおいて商品はあくまでも1つの要素に過ぎず、その商品がいかに顧客の生活を豊かにするか、ということが重要になのです。
D2Cビジネスは今の時代に伴ったビジネスモデルであるからこそ、SNSをビジネスに活かしたいと考える方も多いかと思います。
今、さまざまなSNSがあり、それぞれ特性があるのですが、中でも特に国内月間アクティブアカウント数が多い「Instagram」こそD2Cビジネスとの相性が良いことをご存知でしょうか。
そこで今回は、Instagramを活用してD2Cビジネスを成功させるヒントをお教えしたいと思います。
D2Cビジネスを成功させたいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
D2Cビジネスの根本となることは、顧客に魅力的な体験を作ることであると同様に、Instagramに関しても、その商品のデザインがどれほどお洒落であっても、商品写真ばかりを投稿してしまえば、フォロワーが増えることはありません。
Instagramは、その商品を利用することで叶えるライフスタイルをイメージしたりと、「魅力的な発信」が求められるのです。
だからこそ、D2CとInstagramは非常に相性が良く、ぜひ活用させるべきだと考えられているのです。
ビジネスとして成功しているD2Cブランドを見てみると、Instagramを活用してPDCAを繰り返し、1日に数回魅力的な投稿をして、地道にコアなファンを獲得していることがほとんどです。
D2Cビジネスとして商品を売ることが第一前提ではあるものの、それに注力するのではなく、それにまつわるライフスタイル、そしてそのブランドが持つ美しい世界観などを見る人に伝えることが最重要なのです。
D2Cビジネスは、顧客のLTVを高めることで成立するからこそ、長い時間をかけてでしか作ることのできない世界観を構築することこそ、競合他社に顧客を取られない戦略になるのです。
Instagramでは、他のユーザーの投稿を自らの投稿として再投稿を行う「リポスト」というアクションを行うことができます。
自社商品を利用してもらった顧客に、なんらかの定められたハッシュタグを用いて投稿してもらい、その投稿を自社アカウントで紹介するようにすると、ユーザーと共にブランドを創り上げていくことができるでしょう。
これを行うためには、ユーザーが自社アカウントをフォローする動機にもなりますし、企業と顧客の間でのコミュニケーションを活性化させることができれば、ブランドに対してよりエンゲージメントを向上させることができるでしょう。
つまりD2Cビジネスは、ブランドからの一方的な発信ではなく、ブランドとユーザーが共に創り上げることでファンが増えやすいのです。
1日1投稿以上を継続して行うことがフォロワーを増やすことには重要なのですが、最近ではストーリーズの活用も多くなってきています。
たとえば繰り返し伝えたい情報、商品説明などをストーリーズにアップし、そしてそれを常時トップ画面に置いておくことができるハイライトにまとめて情報を整理することで、他のストーリーズに埋もれてしまうこともなく、後からフォローしたユーザーにも情報を伝えることができるでしょう。
UGCとは、一般ユーザーによって作られたコンテンツを意味するのですが、このUGCこそInstagramの活用には重要はキーワードになるのです。
たとえば自社ブランドのハッシュタグを付けた投稿を、ユーザーの許可を得て広告クリエイティブやLPに反映させ、活用したところ、結果的にプロが作成したクリエイティブよりも成果が上がったという事例もあるのです。
これこそ、ブランドとユーザーが1つのモノを一緒に作り、さらにその体験を共有することが出来ていると言え、これこそD2CビジネスでInstagramを活用する際の重要なヒントになるでしょう。
以上、Instagramを活用してD2Cビジネスを成功させるヒントについてお話させていただきました。
これらのヒントをしっかり理解することで、D2CビジネスならではのInstagramの活用術を覚えることができるでしょう。
D2Cビジネスを成功させるには、顧客と真摯に向き合い、そしてInstagramを活用してPDCAを地道に繰り返し運用することで、成果を上げることができます。
ぜひこの記事を参考に、D2CビジネスにInstagramを活用してくださいね。