サブスクリプションビジネスに活用すべき「Instagram広告」特徴と種類

消費者が商品を購入して所有するのではなく、利用したいときに料金を支払い消費者のライフスタイルに合わせて利用することができる、サブスクリプションビジネスが注目を集めています。

サブスクリプションビジネスが拡大し始めた当初は、ソフトウェアやデジタルコンテンツが中心であったのですが、今では自動車やアパレル業界、飲食業界などその幅はどんどん広がっているのです。

サブスクリプションサービスは、消費者にとってもコストパフォーマンスが高いビジネスモデルであり、企業にとっても継続して安定した収入を得ることができる、というメリットがあります。

サブスクリプションビジネスでは、ロイヤルカスタマーをいかに多く育成するするか、ということがビジネスの成功の大きなポイントになるのですが、そのロイヤルカスタマーを育成するためには、まず集客を行い、新規顧客を確実にリピーターにしていかなければなりません

今、SNSが非常に普及しているからこそ、多くの企業は集客にSNSを活用する場合が多いでしょう。

SNSの中でも特にビジネスに強い、「Instagram」に注目してみましょう。

そこで今回は、サブスクリプションビジネスに活用すべき「Instagram広告」の特徴と種類について、詳しくお話させていただきたいと思います。

サブスクリプションビジネスにおいて、集客に課題を持たれている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Instagram広告の特徴

Instagram広告とは、人気のあるSNSであるInstagramでのフィードやストーリーズ、発見タブなどに自社広告を出稿し、写真や動画でアピールすることができる広告です。

基本的にInstagram広告は、Instagramユーザーの投稿の間に広告が配信されますので、自然な流れで自社のことを知ってもらうことができるのです。

また、広告クリエイティブの下部にはCTAボタンを設置することができますので、広告に興味を持ったユーザーを、そのまま自社Webサイトへ誘導することができますので、購買や申し込みに繋げやすいのです。

また、Instagramは実名登録制のFacebookの傘下にありますので、非常に精度の高い広告ターゲティングを行うことができるということも魅力のひとつでしょう。

ユーザーそれぞれの年齢や性別、興味関心、地域、職業などを元にターゲティングをすることで、無駄なコストを抑えて、ユーザーに的確に広告を届けることができるのです。

そして、Instagram広告は、1日最低107円で出稿することができますので、低コストでの広告配信を行うことができ、コストや状況に応じてコストを変更したり、広告配信を停止したり、クリエイティブを切り替えることもできますので、非常に柔軟な広告運用を行うことができ、非常に高い費用対効果を見込むことができるでしょう。

Instagram広告の種類

Instagram広告には6つの広告の種類があります。

それは、「ストーリーズ広告」「写真広告」「動画広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」「発見タブ広告」です。

インパクトのある訴求をしたい場合には、画像や動画、ストーリーズ広告を用い、ブランドストーリーを語りたい場合にはカルーセル広告というように、基本的な広告のフォーマットに加え、さらに効果を高めるための追加機能として、ECの購買に繋げるためのショッピング広告、ユーザーの反応率を高めるためのアンケート広告、インスタグラマーの投稿を広告として配信するブランドコンテンツ広告など、さまざまな形式のInstagram広告を作ることができます。

つまり自社に合わせて、柔軟に広告を作成し、配信することができますので、数通りもの広告運用方法があるのです。

特にサブスクリプションビジネスの場合は、ストーリーズ広告と、写真広告、動画広告に注力すべきだと言えるでしょう。

日本でのInstagramストーリーズは、デイリーアクティブアカウントが非常に高く、広告のインパクトも大きいと考えられています。

写真広告と動画広告に関しても、Instagramの投稿と投稿の合間に広告が表示されますので、ユーザーにも違和感なくシームレスに広告配信することができますし、ユーザーの消費行動を刺激しやすく、誘導しやすくなるでしょう。

動画広告はブランドストーリーの訴求や、動的効果にユーザーが興味を持ちやすい、という特徴がありますので、ターゲットユーザー層に効果的にアプローチしたいときにはおすすめです。

まとめ

以上、サブスクリプションビジネスに活用すべき「Instagram広告」の特徴と種類について、詳しくお話させていただきました。

もうすでにビジネスを行っていて、それをサブスクリプションビジネスに転換した場合は、従来までのディスプレイ広告の概念からInstagram広告を見てしまうかと思いますが、これらが大きく異なります。

Instagram広告は、サブスクリプションビジネスを成長させるために大きく貢献することでしょう。

ぜひ、自社の成長ツールとして活用してくださいね。