美容室サブスクリプションにおける3つの集客アイデア

一定期間商品やサービスを利用したことに対して料金を支払う、サブスクリプションビジネスが今、多くの企業から注目を集めています。

料金を支払い好きなサービスを一定期間受けることができるということで、継続利用を見込むことができ安定した固定客を得ることができる仕組みなのです。

サブスクリプションビジネスは当初音楽や動画などのデジタル商材に多く採用されていたのですが、ここ最近では飲食業界やアパレル業界、美容業界でもサブスクリプションビジネスが定着しつつあるのです。

特に美容室に関しては、店舗が年々増加傾向にある中で美容室の売り上げを向上させるための戦略は飽和状態になってしまっています。

集客と売り上げばかりに意識を取られ低価格戦争に参入せざるを得ない状況になり、人件費の削減などによって、従来までできていたサービスがおろそかになってしまっている状況が見受けられます。

美容室業界は、サービスの技術や質こそ集客や売り上げを左右しますので、サブスクリプションビジネスが受け入れられやすいのでしょう。

そこで今回は、美容室サブスクリプションにおける3つの集客アイデアについて、詳しくお話させていただきたいと思います。

美容室サブスクリプションビジネスに興味を持たれている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

既存顧客の紹介

まずは既存顧客からの紹介に期待してみましょう。

たとえばもうすでに美容室サブスクリプションサービスを受けてくださっている顧客に対し、家族や友人などに紹介を促してみましょう。

その際紹介してくれた顧客、新規顧客に対し両方にメリットを用意しておくことが大切です。

たとえば、既存顧客と新規顧客両方に施術の特別なサービスや割引クーポンを発行したり、プレゼントを用意するなど両者にとって得だと感じる演出を心がけましょう。

これを心がけることで、紹介への誘導率がグッと高まります。

ですがその際は、大前提として既存顧客が誰かに紹介しても良いという満足したサービスを受けているということでなければ、紹介には繋がりにくいでしょう。

また、既存顧客の口コミによって来店数が増える場合もあります。

既存顧客の自発的な口コミに期待するのであれば、「話題性」を意識しなければなりません。

なぜならば、口コミというものは美容室で得た話題や演出、サービスを、周囲の人に話したい、おすすめしたいという感情から生まれるからです。

たとえば、常連の顧客に対し誕生日などの特別な日に素敵な演出を行うと、その場に居合わせた他の既存顧客にもインパクトを与えることができますよね。

そのほかにも、店内のインテリアをインスタ映えするようにしたり、驚くほど見た目が良いスタイリストが居たりと、話題を呼びそうなネタをどんどん作るのです。

そうすることで顧客は、誰かに話したくなったりSNSで発信したくなるという心理に持っていくことができるのです。

インターネットを活用する

集客を意識して、インターネットを活用する美容室は多いですよね。

今の時代、美容室業界に限らずどの業界であってもインターネットの活用は重要なのですが、特に美容室の場合はポータルサイトや口コミサイトの存在を視野に入れておかなければなりません。

ここ数年、インターネット上ではその美容室のWebサイトよりもポータルサイトや口コミサイトが上位される傾向にあります。

特に美容室サブスクリプションを多く展開している東京都内などの美容室激戦区ではかなりの工夫が必要になるものの、話題のコスメ系薬剤やオーガニック系のカラーリング剤など、店舗独自のアピールポイントを強くアピールするWebサイトを作りましょう。

また、ブログやSNSを活用している場合も多いですが、その際はヘアースタイルはもちろん、スタッフの人柄や雰囲気、店内のイメージ、良いと感じるものなどを積極的に更新していきましょう。

まだ新規開店したばかりで知名度が低い美容室はWebサイトやSNSをなかなか見てもらえないということがありますので、この際は美容室専門のポータルサイトに広告を出稿し、効率よく集客をすることをおすすめします。

チラシやDMも捨てたものではない

サブスクリプションビジネスは今の時代に合ったビジネスモデル、最新の設備を用意し特別なサービスを提供する、集客のアプローチはインターネットの時代。

そうとは言ってもチラシやDMの集客効果はまったく捨てたものではありません。

インパクトのあるキャッチコピーや目を惹くデザイン、店舗の雰囲気が良くわかる写真、施術後の美しいヘアスタイルを掲載することでインターネットが身近にないユーザー層にもサブスクリプションサービスの利便性を知ってもらい、継続利用に繋げることができるのです。

チラシやDM限定のメニューを作り、来店し継続利用をすることの価値を高く設定することで、より集客効果に期待することができるのでしょう。

まとめ

以上、美容室サブスクリプションにおける集客アイデアについてお話させていただきました。

美容室業界に限らず、集客のためには画期的なアイデアが重要で、そのアイデア次第で集客への効果が大きく異なってきます。

だからこそ、さまざまなことに意欲的に挑戦することが大切なのです。

サブスクリプションとしての継続顧客を増やすためにも、ぜひこれら3つのアイデアを実践してみてくださいね。