サブスクリプション運営者必見!Webサイトにおいて注意すべき写真の著作権

今、企業が顧客に対して商品やサービスを一定期間提供し、月単位、もしくは年単位で利用料金を回収するサブスクリプションビジネスが非常に大きな注目を集めています。

特にIT業界で広がりを見せていますが、製造業や小売業などでも新しいビジネス形態として注目を集めているのです。

なぜサブスクリプションがここまで広がりを見せているのか、それには消費者がモノの価値を保有することから、モノの価値を気軽に利用することに変わってきていることが大きな要因となっているでしょう。

大手企業をはじめ、続々とサブスクリプションの導入が始まっていますので、自社もサブスクリプションを導入しようとお考えの方も多いのではないでしょうか。

サブスクリプションビジネスを行う際、Webサイトを構築して活用することが基本なのですが、そのWebサイト上に写真や画像を掲載することがあるでしょう。

その際に知っておかなければならないことと言えば、「著作権」です。

著作権という言葉は多くの方が耳にしたことがあるかと思いますが、実際正しい意味を理解している方はかなり少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、サブスクリプションWebサイトにおいて注意すべき写真の著作権について詳しくお話していきたいと思います。

サブスクリプション運営者の方は必見ですよ。

ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

著作権とは

まずは著作権について説明していきたいと思います。

著作権とは、知的財産権の一種であり、美術や音楽、文芸、学術など作者の思想や感情が表現された著作物を対象とした権利のことを言います。

つまり、作者の表現を保護することで文化的な発展を促すための権利と言えるでしょう。

写真に関しても美術や芸術作品の表現方法として使用されますので、写真ももちろん著作物に含まれます。

著作権は基本的に撮影者にありますので、撮影した瞬間から自動的に著作権がかけられます。

ですが、著作物に該当する写真とそうでない写真がありますので、写真すべてが著作物に含まれるというわけではありません。

あくまでも著作権法における著作物は、思想または感情を創造的に表現したものでありますので、たとえば運転免許証やパスポートなどの証明写真やイベントの記録写真などは著作物に含まれない場合がほとんどです。

「その写真に撮影者の思想、もしくは感情が表現されているか」ということが重要なポイントです。

インターネット上の写真を使用する際の注意点

インターネット上にある写真を、自身のブログやWebサイト上で使用する際、何の明記もなく無断で使用してしまうと、著作権侵害に当たる可能性があります。

ですので、もしインターネット上にある写真を使用する場合には、かならずどこから引用してきた写真なのか、ということを明確にしておきましょう。

WebサイトやSNSなどでそのような写真を投稿する際には、「引用」「参考」「出典」について知っておく必要があります。

引用は、もとの著作物をそのまま抜粋もしくは使用することを言い、自身が記載した文章をより分かりやすく説明するために、ほかのWebサイトなどの文章や写真をそのまま抜粋したものです。

参考はもとの著作物の内容を要約して使用することを言い、そして出典は、引用または参考にした著作物そのもののことを言いますので、この違いをしっかり覚えておきましょう。

出店に関しては、引用もしくは参考に用いた出所が明確な著作物そのもののことを言いますので、著作物の内容を要約した文章のことでありますので、たとえば本を参考にした場合にはその書籍名を明記する必要があるのです。

ですので、もしほかのWebサイトから写真や画像を引用する際には、「引用」もしくは「出典」を使うことが多いでしょう。

Webサイトで写真を安全に使用する方法

Webサイトで安全に使用する方法は、「ストックフォトサイトの活用」「自身で写真撮影」「プロカメラマンへ依頼」の3つでしょう。

手軽に写真を探したいのであれば、写真素材であるストックサイトを活用することがおすすめです。

有料のものもありますが、無料で提供されているものもありますので、場合によってはお金をかけずに写真を用意することができるでしょう。

ですが気を付けなければならないことが、無料の素材であるからと言って、著作権フリーというわけではありませんし、サイトによって規定が異なりますので、利用規約をしっかり読んでから利用しましょう。

自身で写真撮影をする方法は、一番確実で安全です。

ですが、魅力的な写真を撮影しようと思えば、カメラ機材を揃えなければなりませんので、カメラスキルはもちろん、コストと時間、労力が必要になりますので、無理に自身で撮影しようとすれば写真のクオリティが下がってしまう可能性があるでしょう。

また、プロのカメラマンに依頼することは、一番早くクオリティの高い写真を得ることができる方法ですね。

カメラマンとの間でトラブルがないよう、契約書を用意し写真の権利の浄土をしてもらうと、後からの食い違いを防ぐことができるでしょう。

まとめ

以上、サブスクリプションWebサイトにおいて注意すべき著作権についてお話させていただきました。

サブスクリプションビジネスにおいて、Webサイト上で商品やサービスの魅力を伝える際には、写真が必要不可欠になるので、この著作権についての知識を正しく理解しておくことは非常に大切なことです。

「知らなかった」では済まされませんので、インターネット上で写真を使用する際にはしっかり理解した上で安全に利用してくださいね。