数年前とは違い、消費者の消費形態が大きく変わっていく中で、利用したいときだけ料金を支払って利用する、サブスクリプションサービスの需要がどんどん高まってきています。
サブスクリプションの名が知れ渡るまで、ソフトウェアやデジタルコンテンツが主流であったのですが、今では自動車やファッションアイテム、美容品など、非デジタル領域までもサブスクリプションビジネスの幅が広がっています。
従来までの売り切り型のビジネスモデルとは大きく異なり、ユーザーが自身の目的や利用方法に合わせてモノを選択し、その利用料金を支払うことで、継続して使用することができるのです。
顧客の価値観も所有から利用に変わりつつありますので、今後さらにサブスクリプション市場が広がることが予想されているのです。
特に美容業界においては、SNSを利用するユーザーの増加に伴い、SNSを通じて化粧品やコスメの情報を入手する人が多くなっているので、サブスクリプションビジネスとしてこれらの分野を取り扱う場合、インフルエンサーマーケティングを導入すべきだと考えられているのです。
そこで今回は、美容系サブスクリプションビジネスにはインフルエンサーマーケティングを導入すべき理由について、詳しくお話させていただきたいと思います。
今後美容系サブスクリプションビジネスの展開を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
化粧品やコスメアイテムのサブスクリプションビジネスを展開し、インフルエンサーマーケティングでユーザーに訴求するには、Instagramを活用することがおすすめです。
Instagramユーザーは比較的女性ユーザーが多く、美容系のターゲット層の女性が広く使っている可能性が非常に高いのです。
ターゲット層が近いこと、そしてInstagramは化粧品やコスメとの親和性が非常に高いこと、そして化粧品を探す際に直接Instagramから検索をすること、販売に繋げやすいことがInstagramを活用すべき理由だと言えるでしょう。
Instagramは、20代~40代の利用の幅が非常に多く、その世代の人数は約600万人に及ぶとも言われていますので、Instagramのユーザー特性は化粧品と非常に相性がよく、訴求することが出来る可能性が高いのです。
また、Instagramは「インスタ映え」という言葉があるように、かわいいやきれい等のコンテンツが受け入れられやすく、化粧品やコスメとInstagramの親和性が高いと考えられています。
またここ数年の消費者行動の傾向は、気になる商品や情報があれば、Googleで検索するのではなく、Instagramを利用するユーザーが多くなっていますので、消費者が求めている情報を商品ごとに載せることで、非常に利便性が高く、販売にも繋げやすいと考えられているのです。
最近ではYouTube上でコスメを紹介するインフルエンサーが台頭しており、YouTubeでのインフルエンサーマーケティングも行われています。
YouTubeは老若男女問わず多くのユーザーに利用されている、大型動画配信サービスであり、数多くの動画配信サービスの中でも群を抜いて人気があり、需要があるものです。
今後もYouTube自体のプラットフォームや影響力は、今後もさらに高まっていくことが予想されています。
美容系サブスクリプションビジネスでは、YouTubeを活用することで、ユーザーはそれを見ながらメイクやスキンケアを行うことができますよね。
Instagramでも動画を見ることができるのですが、短い動画であることが多いため、メイクやスキンケアにおいては、ポイント部分しかアピールできないのですが、YouTubeの場合であれば、十分な動画時間を設けることができますので、その商品を用いたフルメイク方法やスキンケアを開設することができます。
特に今、このような情報を発信するコスメインフルエンサーが非常に多くなっていますので、美容系サブスクリプションビジネスにおいても積極的に活用すべきだと考えられています。
上手くインフルエンサーを起用することで、動画再生回数を増やし、好評価が増え、キャンペーン効果にも大きな影響を与えるでしょう。
まとめ
以上、美容系サブスクリプションビジネスにはインフルエンサーマーケティングを導入すべき理由について、詳しくお話させていただきました。
Instagramはターゲット層が近く、化粧品やコスメとの親和性が高く、消費者が検索しやすいこと、そしてYouTubeはYouTubeそのものが人気であること、動画を見ながらメイクやスキンケアをすることができることなど、それぞれに非常に大きなメリットがあります。
特に知名度や認知度を向上させたい場合には、これらを積極的に活用すべきだと考えられるでしょう。
美容系サブスクリプションビジネスにて、インフルエンサーマーケティングを検討されている方は、ぜひこの記事を元に検討してみてくださいね。