今、多くの企業がサブスクリプションビジネスに乗り出しており、サブスクリプションブームとも言われる時代になってきました。
サブスクリプションビジネスは、指定の料金を支払うことで、一定期間特定のサービスを利用することができる仕組みであり、従来までの売り切り型ビジネスモデルとは異なり、継続した売り上げに期待することができるのです。
サブスクリプションビジネスを行う上で、自社商品やサービスをアピールするために、SNSを活用することがあるでしょう。
画像やテキストを用いて行うSNSは主に「Facebook」「Instagram」「Twitter」「LINE」や、動画メディアの「Youtube」「Tik Tok」などでしょう。
今SNSが広く普及している時代だからこそ、サブスクリプションビジネスを効率良く進めるためにも、SNS広告の知識は必要不可欠です。
そこで今回は、サブスクリプションビジネスでSNS広告の始め方とポイントについて、詳しくお話させていただきたいと思います。
今後サブスクリプションビジネスでSNS広告を始めようと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
SNS広告とは、FacebookやTwitterなどのSNSのプラットフォームに広告を出稿する施策です。
年々SNS利用者が増加傾向にありますので、サブスクリプションビジネスにもSNSを取り入れ、広告を配信しましょう。
SNS広告は主に「ブランディング」「集客」「コミュニケーション」の3つの要素を主軸に進められることが多いのです。
ブランディングは、SNSを通じて情報発信することで、企業のイメージアップへ繋げる目的です。
ブランディングは、顧客に有益な情報を共有してくれる企業、と認知されることもできます。
集客は、広告からECサイトにアクセスし、購入や問い合わせに繋げることです。
自社を知らないユーザーにもSNSを通じて認知度を上げることができ、販路を拡大することができます。
コミュニケーションは、SNSならではですよね。
広告に対しユーザーが「いいね」をしたり「リプライ」をしたり「コメント」を残したり、さまざまなアクションを起こすことができ、企業側もそのアクションに対しリアクションをすることができます。
そこで集まった声の品質向上に役立てるなど、誠実な対応をすることで、顧客の信頼度を高めることができるのです。
Facebookで広告を配信する際、「認知」「コンバージョン」「検討」のどれを目的とするか、ということから始まります。
認知は、新商品や新サービスを幅広く認知させたい、フォロワーを増やしたい場合であり、コンバージョンは実際に購入や問い合わせに繋げたい場合、そして検討は、商品やサービスをより詳しく理解してもらいたい場合です。
Facebookは実名登録ですので、ターゲティングの精度が高いことがポイントでしょう。
地域や年齢、性別、ユーザーの興味や関心、行動をもとにしたターゲティング設定をすることで、より深くアプローチすることができます。
また、広告位置に関しては、手動配置と自動配置の二種類に分けることができますので、広告出稿の目的を考えて使い分けましょう。
広告効果を最大化させるためには、目に留まりやすいクリエイティブであることが重要です。
クリエイティブは画像だけでなく、文字も組み込み、説明的であることが良いでしょう。
Instagramは若者を中心として、幅広い世代に利用されており、画像を中心として情報検索が行われています。
ハッシュタグを駆使することで、ユーザーが知りたい情報を積極的に取得することができるようになっています。
また、Facebookとも紐づいていますので、ターゲティングの制度が高く、ターゲットにマッチした層にアプローチをすることができます。
Instagramでの広告配信は基本的にFacebookと同様で、追加料金無しで同じ内容の広告を配信することができますので、より幅広い層にリーチすることができるのです。
ですが、配信を広くしすぎてしまい、コストをすぐに使い切ってしまうこともありますので、自社商品やサービスの特性を見て、InstagramとFacebookどちらにするのか、それとも両方配信するのかを慎重に選びましょう。
Facebookでのクリエイティブは説明的であることが良いのですが、Instagramでは直観的であることが重要です。
特におしゃれに敏感な層にアピールすることができるスタイリッシュな写真が好まれるでしょう。
以上、サブスクリプションビジネスでSNS広告の始め方とポイントについてお話させていただきました。
特に最近では、FacebookとInstagramを活用する企業が多くなっているのですが、その他のSNSであっても「自社に適したSNS」を選定することが最も重要です。
これらを良く検討した上で、ぜひSNS広告を始めてくださいね。