今、デジタル領域だけでなく、非デジタル領域においても、サブスクリプションビジネスの展開が多くなっています。
大手企業をはじめ、従来までのビジネスモデルから続々とサブスクリプションビジネスに転換しており、サブスクリプションビジネスが大流行の兆しを見せていることでしょう。
サブスクリプションとは、商品やサービスを利用した期間、もしくは利用した量に応じて対価を支払う、課金提供型のビジネスモデルであり、継続的で安定的な売り上げを見込むことができますし、今の時代に伴ったビジネスモデルであると注目を集めているのです。
今どんどんサブスクリプションビジネスを展開する企業が多くなっていますので、自社商品やサービスを選んでもらうためには、まず認知度を向上させ、売り上げに繋げなければなりません。
そのための手法として、インフルエンサーマーケティングを検討される方も多いでしょう。
そこで今回は、サブスクリプションビジネスでインフルエンサーマーケティングを行う場合の、企業の選び方と注意点について、詳しくお話させていただきたいと思います。
今後サブスクリプションビジネスでデジタルマーケティングを行おうと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
インフルエンサーマーケティングとは、SNSなどで影響力を持っている「インフルエンサー」と呼ばれるユーザーに、自社商品やサービスを紹介してもらい、消費者の行動に影響を与えるデジタルマーケティングの手法です。
最近では、若い世代を中心にInstagramやYoutubeの利用者がどんどん多くなっており、それに伴いインフルエンサーマーケティング市場も拡大しています。
そのインフルエンサーマーケティングを活用する企業が多くなると、当然のことながらそれを支援する企業も多くなってきますよね。
インフルエンサーマーケティングを行うと、比較的容易にターゲティングと効果測定ができますので、狙ったターゲットに情報を提供しやすくなります。
非常にメリットが大きいインフルエンサーマーケティングなのですが、より効果的に行うためには、
まず企業の選び方に注意が必要なのです。
効果が非常に高いインフルエンサーマーケティングではあるものの、インフルエンサーマーケティング支援企業を選ぶ際には注意が必要です。
企業の選び方としては、まずはフォロワー数と、フォロワー属性、過去の成果を見てインフルエンサーを選定することができるか、ということを確認します。
インフルエンサーマーケティングが主流になっているからこそ、フォロワーの水増しをしているユーザーも存在します。
それ以外にも自社と相性が良くないインフルエンサーを起用してしまえば、効果的なPRを行うことができません。
そのインフルエンサーのフォロワーの年代はどこなのか、性別はどうなのか、どのようなことに興味をもっているのか、という属性をしっかり把握している企業を選びましょう。
またそれと同時に、過去の事例と実績データを教えてもらうことをおすすめします。
もう1つの選び方は、企画の提案や施策支援、効果分析、ツールの提供など、
自社が求めているサポートに対応してくれるか、ということでしょう。
それぞれの企業がさまざまなサービスを提供していますので、自社に合わせたサポートをしてくれるか、ということが非常に重要なのです。
自社が求める支援内容や目的、サポート範囲が一致しているか、ということを確認しておきましょう。
インフルエンサーマーケティングを行う際、絶対的に注意しなければならないことは、「ステマ」でしょう。
ステマとは、ステルスマーケティングを略した言葉であり、企業がインフルエンサーに商品やサービスのPRを依頼し、投稿しているにも関わらず、インフルエンサー独自が商品を購入して利用しているように見せる、「サクラ」とも呼ばれる行為です。
ステマが発覚してしまうと、自社の信用がなくなってしまい、売り上げが大きく低下してしまう場合がありますので、このような不正行為は絶対にしないでおきましょう。
インフルエンサーにPRを依頼する場合は、「#PR」や「〇〇企業から商品を頂いた」「〇〇企業のイベントに参加した」など、企業とインフルエンサーとの関係性を明確にするようにしましょう。
以上、サブスクリプションビジネスでインフルエンサーマーケティングを行う場合の、企業の選び方と注意点について、詳しくお話させていただきました。
サブスクリプションビジネスでは、インフルエンサーマーケティングを行うことも一般的になっていますので、自社の現状に合った適切なパートナーを見つけることこそ、インフルエンサーマーケティングの成功への第一歩であることをわすれてはいけません。
もし今、インフルエンサーマーケティングの企業選びで悩みを持たれている方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。