サブスクリプションビジネスに生かすべき、Twitter広告のプロモアカウントとは

いま日本国内で非常に大きな注目を集めているビジネスモデルと言えば、「サブスクリプションビジネス」でしょう。

サブスクリプションとは、企業が提供する商品やサービスに対して、利用した期間、利用良に応じて対価を支払う課金提供型ビジネスモデルです。

今までは、商品やサービス一回ごとに売り切る、売り切り型ビジネスが主流であったのですが、消費者の「モノからコトへ」の価値観の変化に応じて、モノを所有するよりも利用したい時に利用することができるサブスクリプションサービスの需要が高まってきているのです。

サブスクリプションビジネスを成功させるには、まず自社商品やサービスの知名度を上げなければなりません。

そのためには自社のことを知ってもらうために、できるだけ多くのアピールをしなければなりませんが、その方法の中でも特に「Twitter」の活用が効率的であることをご存知でしょうか。

Twitterは、情報の拡散力が魅力的なSNSでありますが、そもそも誰も見ることのない投稿がリツイートされることはありませんよね。

つまり、情報拡散をしたい場合には、十分なフォロワー数が必要になるのです。

そこで今回は、サブスクリプションビジネスに生かすべき、Twitter広告のプロモアカウントとは何か、ということについてお話させていただきたいと思います。

サブスクリプションビジネスのノウハウを得たいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Twitter広告の種類

Twitter広告と一言で言っても、今現段階では三種類の広告があります。

まず一つ目がコンバージョンやエンゲージメントの増加を目的とした「プロモツイート」、そして二つ目がTwitterアカウントのフォロワー獲得を目的とした「プロモアカウント」、そして三つ目が認知を広げることを目的とした「プロモトレンド」です。

今回は二つ目の「プロモアカウント」に注目していきましょう。

プロモアカウントとは

プロモアカウントとは上記で説明した通り、自社Twitterアカウントのフォロワー獲得をメインとした広告です。

つまりフォロワーを増加させたいとなると、このプロモアカウントを活用するべきでしょう。

プロモアカウントの特徴として、フォロー課金であることでしょう。

これはかなり優れている点であり、広告の表示回数やエンゲージメントに関係なく、広告配信をして以降フォロワーは獲得されない限りは広告料金が発生することはありません。

また、広告料金の単価に関しても任意で決定することができますので、広告テスト配信や獲得単価調整を行いやすいのです。

コンバージョンやエンゲージメントの増加を目的とする「プロモツイート」であってもフォロワーを増やすことができるのですが、この場合はエンゲージメントによって広告料金が発生しますので、フォロワー獲得単価が高くなってしまいます。

プロモアカウントで利用できるターゲティング方法

プロモアカウントでは、以下ののターゲティング方法を利用することができます。

①「性別、年齢、場所・言語・テクノロジー、地域」
②「カスタムオーディエンス」
③「キーワード」
④「フォロワーが似ているアカウント」
⑤「興味関心」
⑥「映画とTV番組」
⑦「イベント」
⑧「会話トピック」

①に関しては、Twitterだけでなくその他の広告媒体においても一般的に使用することができるターゲティングで、男性向けと女性向け、そして商圏がどこなのかという基本的な情報をもとに対象ユーザーを絞っていきます。

②は、Webサイトへの訪問者や自社が持つ顧客リストより、ユーザーをターゲティングしていき、主にリターゲティング広告などに用いられますので、新規フォロワー獲得という点においてはあまり有効ではありません。

③は、最近のツイートや最近のユーザーの反応をもとにターゲティングするものであり、自社商品名やブランド名、SEOキーワードなどを自由に登録することができます。

④は、自社商品やサービスとの関連性が高く人気のインフルエンサーやメディア、また競合他社のアカウントを登録することで、確度の高いユーザーにターゲティングをすることができるでしょう。

⑤は、特定のカテゴリに対して興味や関心を持っているユーザーをターゲティングし、
⑥は特定の映画やTV番組を視聴したユーザーをターゲティングし、
⑦は特定のイベントに対して興味関心を示しているユーザーをターゲティングします。

⑧は、特定の話題について会話をしているユーザーをターゲティングするのですが、日本語ではまだ今のところ限定的サポートになっています。

これら8つのターゲティング方法は組み合わせることもできますので、いろいろテストをしてみてくださいね。

まとめ

以上、サブスクリプションビジネスに生かすべき、Twitter広告のプロモアカウントとは何か、ということについてお話させていただきました。

サブスクリプションとして提供する商品やサービスが、特にユーザー数が多いジャンルである場合、適切なターゲティングを行うことで、非常に安い単価でフォロワーを獲得することができますし、さらにそれが集客に繋がりますので、ぜひ参考になさってくださいね。